チューブレスレディタイヤ…
確かに画びょうが刺さる程度の穴であれば、
タイヤ内のシーラントが穴を塞ぐので、
エアー漏れが止まるのですが、
さすがに、2mm以上の大きな穴になると、
塞ぎきれませんよね(^^;
トレイルでは、現場でパンク修理する事になるのですが、
通常はスペアチューブを入れてのパンク修理だと思います。
しかし!相手はチューブレスレディタイヤ…
リムからタイヤを外した途端にシーラントがドバ!っと漏れて、
手やウエアに付いてベタベタするやら、
洗濯しても落ちなくなるやら…
踏んだり蹴ったりです(*ノωノ)
そんな時に役立つアイテムのご紹介です。
今回は、この見事に木の枝が刺さったチューブレスレディタイヤ!!
この時点では、シーラントがエアー漏れを防いでいるのですが、
刺さった枝を抜くと…
プシューーーーーーーー!!
見事にエアーが抜けてしまいます。
そこでこのアイテムの出番です。
パナレーサー
チューブレスタイヤリペアキット
中身は、
・青色のニードル
・ハサミ
・ゴムシート
・ゴムのり
・説明書
5点が入っています。
まずは、ハサミを使って
ゴムシートを幅2.5~3mm位の細い短冊状に切り取ります。
写真がピンボケしていますが…(^^;
ニードルの穴に差込みやすくする為、
切り取ったゴム短冊の端を画像のようにナナメに切っておくと、次の作業がしやすいです。
画像の様に、切り取ったゴム短冊をニードル先端の穴に通します。
付属のゴムのりをゴム短冊全体に、たっぷりと塗り付けます。
塗ったゴムのりが乾き始めると、
次からの作業がやりにくくなるので、
ここからの作業は素早く行ってください!
タイヤに刺さっている枝を抜きます。
この時、穴が上向きになる様に、作業したほうが良いですよ。
下向きにすると、シーラントがピュ~!と出てくるので…((+_+))
枝を抜くと、タイヤの穴からエアーが勢い良く出てきますが、
穴へ躊躇せずにニードルを画像の様に突っ込みます。
さらに、ゴム短冊ごと
グイ!っとニードルを根元まで差し込んで…
画像の様になる様に、差し込んだニードルをゆっくり引き抜きます。
ニードルに繋がっている部分のゴム短冊を切ります。
ついでに、タイヤから伸びた二本の長いゴム部分も切り取ります。
ゴム短冊が図解の様になっていれば、
パンク修理完了です!!
4~5分そのままにして置いてから、
エアーを入れ直してみて漏れが無ければ、
実物の画像では、こんな感じですね。
この方法でパンク修理すると
短時間で、
シーラントの漏れもほとんど無く、
綺麗に出来ますね(^_-)-☆
実際にはエアーを5barほど多めに入れてみたり、
50キロ位トレイルを走行してみたりしましたが、
修理後のエアー漏れはありませんでした。
今回は店内で作業をしましたが、トレイルなどの屋外で行うには、
・ハサミの代わりに小さな爪切り
・ゴムシートを切ったモノを2~3本
・ニードル
・ゴムのり
上記のセットだとコンパクトに携帯出来て良いと思います(^0-)-☆